義肢・装具とは
●義肢・装具とは
義肢・装具とは、義肢装具士法できちんと定義され、障害の部位および目的によって分類されています。「義肢」とは人工
の手足すなわち義手や義足のことで、ギプスやコルセットなどは「装具」に分類されます。
実際には、障害の部位・目的によって作られる義肢・装具は違ってきますので、さらに細かく分類されていて、製作にあたっ
ては、個々に必要となる材料や部品はもちろん、作り方もその都度変わってきます。義肢・装具作りは。かなりバリエーショ
ン豊かな仕事でもあるのです。
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○仮義足と本義足
義足を見ても切断部位によって足指先のものから股関節、骨盤切断用義足と障害の部位によって複数の種類があり、
○治療用装具と校正用装具
いっぽうの装具は、東部から足先までと全体を対象とするのが義肢と大きく違う点です。また、義肢の場合は治療に関係する部分はほぼないのですが、装具の場合は、治療そのものを目的とした装具(治療用装具)と、治療が終わり障害が固定した後の日常生活向上を目的とした装具(更正用装具)があることも特徴のひとつです。
治療用装具の中では、ギプスやコルセットなどがもっともよく知られた装具です。ただこれらの扱い、特に採寸・適合作業といった患者との関わりが深い部分は、実際には義肢装具士ではなく医師や看護婦によって行われていることがほとんどです。たとえば、骨折した時に固定のために使うギプスは、ほとんどが看護師が作っていますし、腰痛患者が腰に巻いたりするコルセットなどに関しては、医師や看護師が採寸や適合作業を行い、義肢装具士は彼のオーダーを受けて製作に徹するというのが一般的となっています。
また、リハビリテーション医療の現場では、治療用装具の扱いは作業療法士や理学療法士が患者への適合などを行っているケースが多いです。
更正用装具には、一般によく知られているものが多いのが特徴です。例えば、かつらやヘアピースがあります。これは抗ガン剤、放射線照射といったガン治療などの副作用で毛髪が抜けてしまった患者には、大切な更正用装具なのです。ただ、かつら類は美容用として市販されている商品を代替して利用する場合が多く、実際には義肢装具士が扱うことはほとんどありません。ほかにも人工乳房や義眼などの装具もありますが、これらに関してはギプスやコルセット同様、義肢装具士より医師が中心となって扱っている場合が多いです。
装具の中で義肢装具士が中心となって扱っているものとしては、靴型装具があげられます。靴型装具とは、オーダーメイドや靴や歩行を補うための特殊な中敷きなどのことで、リウマチなど足の関節が変形する病気になり、市販の靴では歩行が困難となった患者や、足底の筋肉が炎症を起こし歩行が困難となる足底筋膜炎の患者(とくに長距離を走るマラソン選手に多い病気)などのために作られる装具です。外反母趾など靴に関する悩みの急増で、広く一般からもオーダーメイド靴への注目が高まり、その需要も大きく伸びている装具です。 このように、義肢装具士が製作する義肢・装具は種類豊富でバラエティに富んでいます。










